犬のしつけ 犬の飼い方

犬のしつけは食事に関しても気をつけてほしい!その理由とは?

犬の食事って、見てると可愛いですよね…。必死にむしゃむしゃしていて…。

でも見つめすぎは注意!

また、犬の場合は、いつでも好きなときに食事ができるような状態はしつけや健康面においても好ましくないと言われています。

犬のしつけをするにあたって、食事も重要な順位付けの要素の一つです。

今回は、犬に食事を与える際の抑えるべきポイントと注意点をご紹介します。

目次

食事は時間と場所を決めて行儀よく

食事の場所

食事は毎日決まった場所で、決まった時間にあげるようにしましょう。
犬のご先祖さまは、安全な巣穴で食事をしていました。家庭犬に置き換えるとケージですね。

ケージはメリハリをつけるためにも必要ですし、ワンちゃんのくつろげる安全な場所として小さい頃から覚えさせてあげましょう。
ケージの中で食事を与えることで、この場所ではいい子にしていたら良い事が起こる、とおぼえてくれます。

食事をさせる場所は、飼い主の目の届く範囲にしてください。
食事をする場所は犬にとっては巣穴=なわばり、ととらえており、トラブルを起こしかねません。(特にうちのように猫がいるとなおさら)

食事が終わるまで、飼い主さんが鼻の少し下あたり※で食器を支えてあげるのも◎。
※犬は下にあるものを食べる習性があります。

食事の時間は人間が先!

また、犬のしつけをする理由でも記載した、ご主人=リーダーであることを意識づけさせることが大切です。リーダーが先に食事がする、という慣習は人間と共に暮らすようになってからも同様ですので、必ず飼い主さんから食事を済ませてください。

注意

バクバク食べる姿が可愛くても、じっと見つめることは控えめに!
飼い主さんがおあずけをくらっているように見えてしまいます。

行儀よく食べてもらおう

ワンちゃんが食事をする際には、おすわり・まてをさせて行儀よく食べさせ、一定時間が過ぎたら片付けるのが◎。(長くても3時間程度)

おすわりは皿を鼻先から頭上に動かすことで、自然に座る体勢になりますので、すかさず「おすわり」「すわれ」などの掛け声をかけます。(一度で覚えられるわけではないので、日を分けて根気よく!おすわり等、コマンドのみの記事も別途執筆予定です)

おすわりの後、お皿をワンちゃんの前に置くと、すぐ動こうとすると思いますので「待て」などの声とともに動きを制します。

少し落ち着いたら、「よし」「OK」などで食事を開始させます。

成犬になると、皿に手が近づいてきただけで「とられる!」と勘違いして噛み付くワンちゃんも出てきます。
そうならないためにも、小さい頃から食事中に手で餌を追加するなどして、手が安心できる、味方である、ということを意識づけていきましょう。

人間の食べ物はなるべく与えない(絶対NG食材もあり)

かわいいかわいい愛犬がキラキラしている目で見つめてきたら…ついつい自分の食べているものをあげたくなってしまいますよね。

中には問題ない食べ物もありますが(それでもあげすぎには注意)、人間にとっての分量とワンちゃん(特にトイプードルなどの小型犬)では、カロリーが大幅にオーバーしてしまう、なんてことも。

例えば、プリン1個だと約220kcalで、これはフード換算で63g。
1日2食であれば1食分に相当しますね。(人間が食べても罪悪感を感じるほどのカロリーですが…。)

また、人間にとってはおいしいねぎチョコレート香辛料なども犬にとっては害になってしまいます。

下記、絶対与えてはいけない、絶対NG食材と副作用です。

絶対与えないで!

ネギ類:血液中にある赤血球を破壊する働きがある
チョコ:急性心不全を引き起こす可能性のある、テオプロミンという成分が含まれている
鶏の骨:縦に割れて内臓に突き刺さってしまう恐れがある
牛乳:体質によっては消化できない犬も多い
せんべい:塩分が強いためNG
唐辛子:下痢や消化不良を起こす

有名なものもありますが、一見問題なさそうな人間用の牛乳も消化不良の原因になってしまうので注意です。

まとめ

いかがでしたか?しつけにあたって、食事も大事な要素ということが伝わったでしょうか?

愛犬にとっても、飼い主さんにとっても快適な食事をさせてあげましょう!

ではまた〜!

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