犬のしつけ 犬の飼い方

犬のしつけをする方法〜目を合わせる〜

犬って、実は元々目が合うのを嫌う動物なんです。(というか、だいたいの動物がそのようです)
人間は目を見てコミュニケーションをとる動物のため、マイナスな感情はないんですけどね。

犬も、人間と暮らすようになってきて、だんだん目を合わせることがいいことなんだ、というようにコミュニケーションが発達してきているようです。

目を合わせる理由は、先程書いた「喧嘩の売り買い」「愛情」と分けられますが、だいたいのワンちゃんは「愛情」をもって飼い主さんを見つめると思いますので、飼い主さんも愛情をもって目を見つめ、しつけを開始していきましょう。
飼い主と目を合わせる、飼い主を意識させることで、要求に対する許可をもらえる、ということを覚えさせることが大切です。

目次

目が合ったらご褒美をあげる

犬のそばで、音を出して顔に注目させます。(名前を呼べば一度に名前も覚えさせられるので◎)
目を見たらおやつなどのご褒美を与えます。これを繰り返し行うことで、顔を見るといいことがあると覚えさせます。

・飛びかかってくる場合はNG。おとなしく顔を見た時にだけ、ご褒美を。
・強要しすぎるのもNG。にらみつけないように…!

「許可をもらう」ということを習慣づける

おもちゃで遊ぶ、おやつをもらう、(ドアを開けて)部屋を移動する。
これらを全て「許可して応えてあげる」ということを意識づけて習慣づけていきましょう。

音や声に反応して目を見るようになったら、おもちゃなどのご褒美を目線から外れたところから見せて興味を誘います。
遊びたい、おやつを食べたいと思ったら、飼い主さんの顔を見れるようになっているはずです。(少し間が発生すると思うので我慢)
飼い主さんの顔を見たら、即座に褒めてご褒美を与えましょう。

慣れてきたら、徐々にご褒美を与えるまでの時間をのばしてみましょう。

食事を与えるときにも

食器から少し離れて立ち、リードをつけた状態のワンちゃんをそばに立たせます。(食器に届かないように)
ここまで頑張ってきたワンちゃんであれば、飼い主さんの目を見て許可を得ようとするはずです。
即座に褒めて、食事を与えましょう。

色んなことに応用

たくさん練習したら、色んなことに応用できるようになるかと思います。

ドアを開けるとき(外に出たがっているとき)などの他の要求に対しても許可を与え、アイコンタクトを取らない場合は与えない、といったように必ず行動に許可を求めるようしつけていきます。

やりたいことが叶う、というのがワンちゃんにとって最高のご褒美なのです。

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