犬の飼い方 おひとりさまとペット トイプードル

独身社会人の一人暮らしでも犬・猫の両方を飼える?

社会人の一人暮らしのお供に犬・猫は選んでも良いのか?

私が偉そうに言えることではないのですが、経験からアドバイスできることとしては「犬猫の老後のこと、自分の趣味、もしものとき」をそれそれイメージして、覚悟ができれば良いと思います。

ご存知だとは思いますが、犬や猫の寿命は人間よりはるかに短いです。
若い時のお世話はもちろん、最期のお世話までできますか?

これから一人暮らしで犬や猫を飼おうと思っている方は、介護・最期のお見送りもイメージしてから、購入を考えてあげてくださいね。

先住犬との別れはとてもつらかったですが、あの子にしてあげられなかったことがたくさんあったな、という後悔もあり、新しい子をまた一人暮らし先で迎えることにしました。
それがこてつです。

きりっと佇む我が家のこてつ(トイプードル・シルバー)
キリッ。こてつですッ。

メモ

本当は保護犬からお迎えしたかったのですが、一人暮らしは条件が厳しく(一人暮らしは基本NG、私としても一人暮らしでその子をお迎えできると自信が持てる子に出会えませんでした)、諦めてブリーダーさんからお迎えしました。



目次

幼犬(猫)〜成犬(猫)

幼犬からお迎えした場合、お世話は成犬の数倍大変です。

また、慣れるまでは昼間から夜まで鳴き続ける子もいるので、睡眠時間の確保が難しいかもしれません。トイレのお世話(しつけ)も最初はタイミングがつかめないので、覚えるのに時間がかかる可能性が高いです。(1歳になったこてつも、まだしつけ中です)
基本的には放っておく(鳴いてもかまってもらえないことを教える)のが一番ですが、心配ですよね。
こてつは家に慣れるまで1週間程度かかりました。
もちろん会社勤めの私は、昼間家を空けないといけなかったため、後ろ髪をひかれる思いで会社に行っていました。

ブリーダーさんには「ワンちゃんはそういうものだ、と納得する」と言われ、購入を決めました。実際、見守りカメラで定期的に覗いていましたが、だいたい寝ていました。笑

ご飯も、幼犬の頃はとても気を遣いました。

メモ

朝早く起きて餌を熱湯でふやかし、ミルクと混ぜます。その間に食欲増進のためのドリンクをあげ、餌が冷めたところで缶詰を追加して、あげます。その間におトイレ等の掃除をします。


普段より1時間くらい早く起きてお世話をしていたと思います。
夜もあまり遅くならないようにして、仕事を家に持ち帰ったりしていました。
もちろん飲み会には参加できませんでした。

成犬直前になれば、硬い餌も食べられるようになりますので、簡単な支度だけで済むようになります。
※こてつの場合は、硬い餌だけだとあまり食が進まないようで、ソフトタイプの餌と混ぜてあげています。

猫の場合も、餌は犬と同様です。
なつめの場合はウンチがうまくできなかったようで、当時は実家の母に面倒を見てもらっていました。

メモ

結論:犬か猫、どちらかが幼いということであればなんとかなりますが、両方いっぺんは終日在宅でもない限り厳しいと思います。

家を空けるときは?

普段から会社などで家を空ける場合、上記で書いた通り、慣れてしまえばワンちゃんは「こういうもの」として認識するようです。小さい頃から慣れさせていたので、ずっと鳴いている、なんていうことは今もありません。

ただ、出張や旅行など、長期間の不在は気軽にはできなくなります。
例えば、趣味が旅行であれば、行く先でワンちゃんが泊まれる・遊べる場所があるか、なども考慮してくださいね。
※私は車もないし、引きこもり体質なのでまだ旅行は検討していません。

もちろん、突然家を空ける必要が出てくることもあると思いますので、近くにペットホテルや病院(預かってくれるところがあります)を探しておきましょう。
※とはいえ、冠婚葬祭で急に一泊だけ先住犬に我慢してもらっておうちでお留守番してもらいました。
が、もちろんオススメはしません。

(飼い主が)もしものときは…?

もしも急病や事故にあったら…
近くに家族や親戚がいれば、お願いしておくのが良いです。
うちは、父にお願いしてあります。

老犬のお世話は大変

元々、実家で飼っていたトイプードルが16歳になってから、老いのせいでボケと夜鳴きがひどくなり、実家から引き取って一人暮らし先でお世話をすることにしました。(猫と一緒に)
その頃にはもう目も耳もだめになっていたようです。

うちの子の場合は、昼間はおとなしく寝ていたようですが、夜になると私のにおいがするのか夜鳴きがひどく、1〜2時間ごとに起きて寝かしつけていました。

仕事はもちろんフルタイムですので、常に眠く、常に体調は悪かったです。(会社から遠いこともあり)更に猫のお世話も…(幸いにも我が家のなつめは手間がかかりませんが。)
それでも、諸事情で一緒にいられる時間が少なかったので、最期は一緒にいたいと、一生懸命お世話をしました。

そんな生活を1年近く続けていたある日、朝、見たこともない痙攣を起こしました。
でも、前日にはかかりつけの動物病院に行ったばかりだし、有休休暇もそんなに使えないので、なだめてから出社しました。

帰ったら、冷たくなっていました。

いつ息を引き取ったのかはわかりません。
最期を一緒に過ごしてあげられなかったのが辛くて、申し訳なくて、一晩中泣き明かしました。こんなに泣けるのかというくらい泣きました。

ただ、我が家の先住犬は寿命だったので、まだマシだったかも、と思っています。あの子より数倍苦しんで最期を迎える子もいると思います。
若い子でも、病気や事故などで介護が必要になるかもしれません。

まとめ

簡単にまとめるとこんな感じです

チェックリスト

  • 幼少期のお世話の時間の確保をすること

  • 長期間のお出かけ(旅行・出張)時、自身のもしものときを考えておくこと

  • 老後/最期のお見送りのイメージを持つこと

  • とはいえ、日頃のお世話はどうにでもなる

一人暮らしで犬や猫を飼うことは、大変かもしれませんが、日々が豊かになります。
毎日犬と猫に笑わせてもらっています。
※現在、コロナ禍のため在宅勤務が多く、それも飼育の面では助けられていますね…。

寂しいから飼おう、だけでなく、最期の最期まで面倒を見る覚悟を持って、お迎えしてあげてくださいね。

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