犬の飼い方 おひとりさまとペット トイプードル

トイプードルの寿命と若い頃から気をつけておきたいこと

トイプードルを飼おうとする場合、最期の時も考えてほしい、とこちらの記事にも記載しました。
では、その最期とはいつを覚悟しておけば良いのか?をご紹介します。

目次

トイプードルの寿命

トイプードルの寿命は約15歳と言われています。
(犬全体では10〜15歳)

ちなみに、我が家の先住犬は16歳9カ月まで頑張って生きてくれました!最期まで自慢の我が子でした。

長生きだったチョコ君(トイプードル・アプリコット)
長生きだったチョコ君(トイプードル・アプリコット)

そもそも老化というのは視力の低下、嗅覚や聴覚が衰えてくるものの、「健康診断では異常が見られない健康体」のことです。
なお、あくまで目安ではありますが、小型犬の年齢と呼び方は下記のようになっています。

幼犬0〜6カ月
若犬6カ月〜2歳
成犬2〜4歳
中齢犬4〜6歳
壮齢犬6〜8歳
初老犬8〜12歳
老犬12〜16歳
高齢犬16歳〜
小型犬のそれぞれの年齢と層の目安

壮齢犬には、免疫の低下・基礎代謝の低下が見られ、病気にかかりやすくなります。
老犬(小型犬では12歳〜)から、徐々に体力が落ちていきます。

愛犬の様子がいつもと違うと感じたら(壮齢期以降)

愛犬がいつもと様子が違うようであれば、目鼻口耳内臓などに異変がないかを注意深く観察してみてください。
以下はその症状が、病気なのか老化なのかを見極めるためのチェックです。(「→」以降はチェックポイント)

  1. 愛犬が年をとったな、と感じる
    →顔が白くなった・鼻がピンクに・呼んでも反応しない
  2. 最近元気がないと感じる
    →遊びを誘っても乗ってこない・前ほど散歩を喜ばない
  3. 瞳の色が少しおかしい
    →白く濁ってきた・アイコンタクトがうまくとれない
  4. ご飯を食べないことがよくある
    →食欲が旺盛だった子など
  5. 食欲が異常にあり、いつもご飯を催促する
    →餌の後もエサ皿をなめ続ける・食事を何度も催促する
  6. 口が臭う
    →普段とは違う臭いがする(歯槽膿漏の疑い)
  7. 水を飲む回数が多い
    →運動をしていないにも関わらずよく水を飲む(代謝の低下などの疑い)
  8. 食べたものを吐くことがよくある
    →消化器系の病気の疑い
  9. 毛ヅヤが悪くなった
    →よく抜けるようであれば、皮膚病や栄養が毛まで行き渡っていない疑い
  10. 遊んでいてもすぐ疲れる様子
    →代謝が悪い・ホルモン系の病気の疑い
  11. ウンチやおしっこの状態がおかしい
    →食事を変えていないのに変わったら
  12. 呼吸がいつもよりも荒くなった
    →体温調整ができていないのかも
  13. 食事を減らしていないのに、やせてきた気がする
    →寄生虫のような病気の疑いも
  14. 生活は変わらないのに、最近太ってきたような気がする
    →太っただけとも限らないので注意
  15. 身体のできものが気になる
    →悪性の腫瘍の可能性も
  16. 獣医さんに聞いてもよいのだろうか、と悩んでいることがある
    →うまく説明できないかもしれないけれど、という方も気になることがあれば、その勘を信じてください。手遅れになってしまってからでは悲しむに悲しめません…。

こちらのチェックに一つでも当てはまるものがあれば、これらのどこが気になるのかを獣医さんに伝えて相談することをお勧めします。

長生きしてもらうために、若いうちから予防と習慣を

犬が老いると、体力が衰えて疲れやすくなったり、被毛や皮膚がパサパサ、カサカサになったりしてきます。そうなってからあわてて対処するより、若いうちから予防を始めて少しでも元気に長生きしてもらいましょう!

  1. たっぷりの愛情を与える
  2. タンパク質を多く取れる食事を
  3. 考える遊びをさせる(頭の運動)
  4. 覚えることにチャレンジを
  5. 緑黄色野菜を与える(ビタミンやミネラルが豊富なものを)
  6. 散歩にも適度に刺激を(コースや時間、距離を変える)
  7. 肥満に気をつける
  8. アロマが効果的(エッセンシャルオイルなどの100%天然の香り成分を)
  9. マッサージを取り入れる

もしかして痴呆かも…?

痴呆になると、明らかに異変を感じる動きをするようになります。

  1. 歩く時にトボトボしていて、まっすぐではない
  2. 頭を振ったり、下げたりして歩く
  3. ものにぶつかっても、そのまま進もうとする(旋回できない)
  4. トイレの場所を間違えたり、おねしょをしてしまう
  5. 人の声に対して反応が鈍い
  6. エサ皿をひっくり返してしまい、上手に食べられない
  7. 人や他の動物に対して無関心
  8. (若い時にはしなかった)夜鳴きをする

思いあたる項目があれば、獣医さんに診てもらいましょう。

老犬には万全のケアを

老いた犬にも充実した暮らしをしてもらうために、サークルの中を常に清潔に心がけましょう。暑さや寒さにも敏感になります。クーラーやヒーターの準備を忘れずに。

健康診断も、3カ月に1回は行っておきましょう(頻度は獣医さんにご相談を

先住犬のことを思い出しながら書いたので、少し悲しい気持ちになっちゃいました^^;
こてつはまだまだ1歳のちびっこですが、愛情いっぱいに長生きできるよう育てていきたいと思います!

ではまた!

-犬の飼い方, おひとりさまとペット, トイプードル

© 2024 灰色生活 Powered by AFFINGER5